8月18日の報告

 


8月18日、芦北・津奈木広域災害ボランティアセンターの活動に、⻆本牧師、崔牧師、森田牧師の3人が参加しました。
芦北町の海路(かいじ)地区という球磨川沿いの山間部は孤立状態になり、なかなかボランティアも入ることができなかった地域だそうです。それぞれあてがわれた軽トラックを運転すること、1時間弱。
川沿いでは屋根まで浸水したという家屋の家財などを運び出し、集積場へ運搬する役割を担いました。八代市にある高校の生徒のみなさんも一緒に作業を行いました。
 

崔牧師の報告です。
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この日に参加した3人の牧師は、それぞれ軽トラックで被災した家からゴミを運ぶ役割をにないました。ボランティアの集合場所から40分ほど移動した海路駅の付近です。行く道からすでに壊れた線路が見えてきました。
川沿いにある家の中から、もう使えない様々な物が出てきます。本来家族に安らぎを与えていたはずの畳や布団などは長い間水と泥を含んでとても重く、どんな物からも泥の匂いがしていましたが、本来の家に戻るためにはまず片づけなければなりません。家から出された物を近くの学校(今は学校ではありませんが)に運ぶ作業でした。炎天下の中で私たち数人ではなかなか進まない作業ですが、秀岳館高校の柔道部の生徒たちがボランティアに来て、家の中からたくさんのゴミを運び出してくれました。
この日私たちが作業した2軒ほど家には、まだまだたくさんの物が残っていました。私たちが運んだ物は一部ですが、これから日に日に被災の痕跡が消えていき、新しい姿が見えてくることを祈ります。
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