8月17日の報告

 
 
8月17日、ボランティアセンターに5名での登録を行ったところ、ちょうど5名でと託された作業があり、ルーテルチームだけで被災住宅へ派遣されました。
この日のメンバーは、関牧師、森田牧師、室園教会のYさん、健軍教会のUさん、そして安井牧師です。

佐敷川に注ぐ小川が氾濫し、家屋への浸水、車も2台とも水に浸かり廃車になさるとのFさんのお宅には、これまでもボランティアが派遣され、片付けが進められています。

それでも床下に薄いけれども広範囲に泥が広がっていました。床板が外されているのは1部屋だけであり、そこから這うようにして床下を進み、十能という小さなスコップで床下の土の表面を剥ぎ取るようにして取り除く作業でした。
 
気温は36-7度ですが、床下は少しひんやり。しかし照明器具がないと前へ進むこともできません。体を大きく動かすことはできず、時折、根太や大引といった床を支える木材に頭や背中をぶつけてしまうこともあります。
泥を入れたバケツも持ち上げるスペースがないので引きずるようにして、床板を外したところへリレーし、それを集めて土のう袋へ入れ、今度は一転、炎天下を手押しの一輪車に乗せて、集積所へと運びました。
休憩を挟みながら、なんとか泥の撤去を終え、資材もきれいに洗って作業を終えることができました。
昼食の時に、Fさんが手作りのらっきょうを振る舞ってくださり、その爽やかな酸味に力をいただきました。

朝の始まりに、また昼食時に、そして夕方の解散前にと祈りを合わせる機会を得られたこともありがたいことでした。
Fさんを始め被災された方々が神に慰められ、力づけられるように祈り、働かせていただきました。





このブログの人気の投稿

物資支援について(7月11日改定)

2021年8月豪雨 被災地支援 ディアコニア募金

8月13日の報告