8月10日の報告

8月10日、前日の長崎での原爆投下に続き、熊本は空襲の日として多くの命が失われ、被害が生じた時として記憶されています。
さて、この日、芦北・津奈木広域災害ボランティアセンターには134人のボランティアが汗を流しましたが、ルーテル教会九州教区としては、4人のボランティアが活動に参加しました。

以下、森田哲史牧師(大江教会)の報告です。

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健軍教会のUさん、Yさん、安井牧師とボランティアに参加いたしました。
Uさんは軽トラックで「災害ゴミ」運搬の働きのため、別行動となりました。

Yさん、安井牧師と私の3人を含む8名のボランティアで、芦北町白岩という地区に母娘2人で暮らしておられる方のお宅に伺いました。

ボランティアセンターでの事前説明ではすでに外されている床板の洗浄とのことでした。
しかし、実際にお宅に伺うと、床板の洗浄以外に、お風呂とお手洗いにまだ泥が溜まったままなので掻き出して欲しいという要望がありました。
スコップなどの泥を掻き出すための道具を持ち合わせていなかったため、安井牧師がボランティアセンターまで必要な道具を取りに戻ってくださいました。
残ったボランティアで床板をデッキブラシで洗浄しました。安井牧師が戻られ、お風呂の泥掻き、並行して納屋に溜まっていた泥搔きも行いました。途中からさらに2名のボランティアの方が加わってくださったこともあり、予定より1時間ほど早く作業を終了しました。 

作業中、住民の方と話しをさせていただいた際、「頑張らなきゃいけないし、頑張りたいけれども、ずっと片づけに追われ、母の世話もある。ときどきガクッと落ちてしまうことがある。連日ボランティアの方が来てくれて本当に助かっています。」とおっしゃったたことが心に残っています。

解散後、ボランティアに無料で開放されている温泉施設で汗を流し、帰宅しました。

<追記>Uさんの報告です
軽トラで参加しました。
地理は不慣れでしたが、もう一台の軽トラの方とペアを組み、佐敷地区の目的地まで迷いながら到着しました。基本的には災害ゴミとなったものを集積場に運搬するという仕事でした。積み込みに苦労しました。
午前は、畳のみのところに冷蔵庫2台が加わり、別のペアに助けを求め収集場へ。次に高校生が片付けたゴミの搬送。
昼食を挟んで、水を含んだ畳や泥まみれの災害ゴミの搬送を2回。合わせて4往復を担当しました。
ボランティアセンターにて、軽トラを洗車していただき帰路につきました。
コロナを気にしつつ、また、参加したいと思います。皆さんぜひ、参加者をしましょう。当たり前の生活がいかにありがたいかを感じました。

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